椎間板ヘルニアで手術が最良の策とは言えない理由

2019年12月7日

椎間板ヘルニアでの手術をされる方は
人口10万人当たり46.3人、男女比3:1
年齢は20~40代が多いという
データがあります。

椎間板ヘルニアの原因になるものとして
労働・喫煙などが挙げられ最近では
遺伝も関係していると
発表されていますが、
これには正直疑問に思わざるをえません。

神戸市須磨区はくの接骨院 ヘルニア 腰痛

椎間板ヘルニアと腰痛の関係

世の中様々なデータがありますが、
データ通りのものもあれば
当然、そんな簡単な話ではないものもあります。

しかしながら、まだまだ人間の体は謎な部分の方が
多いのも事実で、そう考えるとデータを見る必要が
あるのですが、

たとえば、椎間板ヘルニアと腰痛の関係。
これ、「痛みの原因は痛む場所にはない」というのが
我々柔整師や整体師には通説になっています。

なぜそうなるかと言うと
「今までの治療結果がもたらしたデータ」と
言えるでしょう。

未だに、そうは言っても痛む場所=悪い場所と
圧倒的多数の方が思われていますが。

【椎間板ヘルニアになり、手術を受けた】

けど、また痛くなった。何とかして欲しい!
病院に行くとまた手術を勧められた!
という方をこれまで何人も見てきました。

これも通説ですが、腰痛の85%の原因は
腰にはないと言われています。
この85%というのは、画像診断で
「異常ありません」ということを指します。

残り15%のうち、椎間板ヘルニアは5%です。
つまり、100分の5しかヘルニアが原因に
なっていると言い切れないわけですね。
(それでもヘルニアと痛みの関係は疑問視されていますが)
神戸市須磨区はくの接骨院 腰痛 診断

椎間板ヘルニアの手術が絶対的に必要な状態

これは、腰痛よりももっと大変であり緊急を要する
ことが身体に起こってしまっている時ですが、
病名として膀胱直腸障害や神経根の脱落症状などが
あります。
しかしこれも、本当に極々稀な例のようです。

医師から「手術しましょう」と言われ
すぐに「手術しかないのか」と考えず、
今のその腰痛が本当にヘルニアが関係しているのか
しっかりと医師に相談することが大切です。

椎間板ヘルニアと痛みの関係

もう1つ、驚くべきデータがあるのですが
実は椎間板ヘルニアというのは、70%の人に
起こっている状態で(大なり小なり)

その中でも約7割の方が
「特に痛みを気にしたことはない」という
結果があります。

つまり、多くの人は椎間板ヘルニアという
状態にはなっているけれど、
それで痛みがある人・ない人に

わかれているということですね。

痛みの本当の原因を治療するためには・・・

だったら、どうすりゃいいんだ?
この腰痛はどこに行けば治るんだ?

と思われるかもしれませんが、
それは患部(痛む場所)だけを見ない
治療をすることです。

たしかに、腰が痛いという人で
腰の筋肉が硬くなっている人は多いですが
そこまで腰の状態が悪いわけではないという
方もたくさんいらっしゃいます。
(むしろその方が多いです)

痛みの原因は人それぞれ。
腰痛でも上半身・下半身しっかり診ていく必要が
あるのはもちろん、生活習慣や運動歴も
大いに関係してきます。

そういう意味でもしっかり話を聞いてくれ
レントゲンやMRI画像だけで全てを判断
してしまわない専門医に相談しましょう。

もちろんですが、神戸市はくの接骨院でも
ヘルニア腰痛の治療をさせていただきますので
お困りの方は是非一度ご相談下さい。
神戸市須磨区はくの接骨院 問診

 

 

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