腰痛で前かがみが多い人はこの場所に注意して下さい!

2019年12月6日

腰痛になる原因としては当然
人それぞれありますが、

姿勢・動かし方など
痛みを引き起こしている原因として

共通していることは多いです。

そういうのは意外と本人に
指摘して初めて

「あぁ~そういえば!」と
気づかれることも多く

それだけ無自覚でしてしまっている
ケースが多いということにも
なりますよね。

今回は前かがみが多い人の
腰痛パターンですが、

痛む場所からもだいたいの
原因を考えることができます。

腰痛で前かがみが多い人で痛めやすい場所はここ

腰痛で前かがみ・・・
前かがみで腰痛・・・

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なんかややこしくない?

えーと、つまり
前かがみになることで腰の
痛めやすい場所についての
お話ですが、

 

その場所はずばり
L4~L5の辺りです。

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わからん
 

日本語で言うと
腰椎4番と5番の間です。

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どこ?

写真で見ていただくと

画像引用元:重い生理痛はツボで解消!

だいたいこの辺りになり、
これは大腸喩(だいちょうゆ)
と呼ばれるツボの
場所でもあります。

私もかれこれ14年程この仕事を
しておりますが、実際に腰痛で
この場所の筋肉が著しく固い人に

姿勢・仕事・日常動作を聞いていると
ほとんどの方が
・保育士さんで小さい子を抱っこ
したり

・仕事で重い荷物を持ち上げることが
多かったり

・姿勢が前かがみで長時間いたり

・デスクワークでやや前のめりの
姿勢が続いたり

というような共通点があります。

 

なぜ、それで大腸喩の場所もとい
腰の付け根へ負荷がかかるのか
というと、

そこを軸に体を前に倒す
というように人の身体は出来ている
からです。

構造上の話、ですね。

 

前かがみで腰を痛めたあなたにおすすめのストレッチ

ある動きによって痛みが
出たり、痛みが悪化するという場合

必要なことは
その動きと反対のことをする
ということです。

・首を後ろに倒して痛いなら
前に倒す

・膝を曲げて痛いなら、伸ばす

・伸ばして痛いなら、曲げる

 

筋肉というのは前と後ろで
拮抗作用があり、前が縮むと
後ろが伸び
、逆もまたしかり

という性質があります。

腰痛 前かがみ

画像引用元:ことりの森整体院

たとえば上の写真、非常に
腰が痛そうですが

前かがみになることで
お腹側が緩んで、背中側が引っ張られて
張る
ということが起こり、

その結果痛みも強くなります。

 

その理由から、前かがみで腰痛が
悪化する場合どうすればいいか?

というと、

背中を反る

というのが正解になります。

 

体を反ることで背中が緩み
お腹が張るという、前かがみと
逆の効果を得られるわけですね。

 

腰痛ストレッチ:マッケンジー体操

体を反ると言っても、
痛みが強すぎて立ちながら反ることも
難しいという場合は

寝た状態で反る効果を得られる
体操・ストレッチがあります。

腰痛体操としてはすっかり
おなじみ、マッケンジー体操です。

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マッケンジー体操紹介するの
何回目やねんな!
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院長

えへへ
マッケンジー体操第一形態
腰痛 ストレッチ
痛みが強い場合は、これだけでも効きます。
 
マッケンジー体操第二形態
腰痛 ストレッチ
両手を使って体を起こしていきましょう。
顔は前を向きます。
 
マッケンジー体操第三形態
腰痛 ストレッチ
第二形態でもそこまで効果を感じれない
という人はそのまま顔を上に向けてみて
下さい。
 
 

立っている状態での腰痛ストレッチ

上のマッケンジー体操と
狙いは同じになりますが、
これを立ったまま出来る方法が
あります。

立ち仕事の方や、ちょっとの隙に
やりたいという方におすすめです。

一言でいうと、
両手で骨盤を前に押す
というやり方になります。
腰痛 ストレッチ 立ったまま
自分の両手をお尻に当てます。
腰痛 ストレッチ
横から見るとこんな感じ。

そのまま両手でお尻(骨盤)を前に
向かって押し出していきます。
この時、押す方向(ベクトル)は
地面と平行になっている
イメージです。

 

おわりに

今回は、前かがみでの腰痛
お話でしたが、ほとんどの方が
後ろに反るよりも前かがみで
腰痛が悪化すると言われる
気がします。

もしくは、どっちも痛いと
言われるか。

 

反った時だけ痛みが出るのは
腰椎分離症やすべり症など
骨が原因になっていることが
多いですね。

まず、自分の腰痛がどの動きで
痛くなるのか?

痛みを我慢しながらする必要は
ありませんが(悪化してしまうので)

ご自身の動ける範囲で動いて
みて痛みの出る動きに注目
してみましょう。

その結果によって、対策も
変わってきますので。

 

反って痛むなら、前屈(前かがみ)する
前屈(前かがみ)で痛むなら、反る

というように、反対の動きをする
ようにしてみて下さい。

それが身体の構造に合わせた
解決策になります。

 

そうは言っても、自分ではよく
わからないという方は是非
須磨区鷹取はくの接骨院に
ご相談下さい。

一人一人、院長が責任を持ち
治療させていただきます。
須磨区鷹取はくの接骨院 予約フォーム

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