クーラー病を笑うものはクーラー病に泣く・・・かもしれない(原因と対策)
現在2019年8月3日・・今日も朝から
セミの声のフルオーケストラといった
趣です。
つまり、めちゃくちゃ夏です。
夏が盛りまくってます。
エアコン無しじゃ耐えれません。
去年の今頃もこのエアコンによる
ぎっくり腰の増加について
ブログを書いた記憶がありますが
今回はそれを更に推し進めて
考えていきたいと思います。
クーラー病ってこんな病気
どうでもいいですけど、あんまり
クーラーって言わなくないですか?
温も冷もあるのが当たり前だからか
クーラーではなくエアコンと呼ぶ人が
多い気がしますが・・・
しかし実際クーラー病という名前が
付いてしまっているので、あえて
クーラーで統一させていただきます。
冷やすことによって様々な症状が
引き起こされることを言います。
足腰の冷え・頭痛・肩こり・食欲不振
だるさ・不眠などなど。
人をちょこちょこ見かけますねぇ。
”きっかけ”になっているわけですね。
されていないといいますか
なのではないでしょうか。
身体を冷やすということの危険性
身体を冷やすことが必要なのは
・急性期(なりたて)の痛み
・運動後などのアイシング
それぐらいしかないと
私は思います。
熱がある→冷やす
それだけです。
しかしそれはどれもあくまで
痛みがある場所への局所的な
冷やし方ですよね。
クーラーなどによる冷えは
当然、全身が影響を受けます。
クーラーで全身を冷やし続けることで
一番影響を受けるのが、自律神経
だと言われています。
自律神経は簡単に言うと、
「体をちょうどいい状態に保つ」
ために働きます。
身体は本来、暑さを感じると
熱を外に出し体内に熱を
溜め込まないようにします。
汗をかかせるわけですね。
それが自律神経の働きです。
クーラーにより、体を冷やすと
それとは逆に血管が収縮して
身体は冷え込みます。
その結果、様々な体の不調が
出てしまうわけですが、
もう一つ恐いのが体温調節です。
クーラーによる不自然な冷やし方を
続けることで、外に出た時に温度差を
感じても、上手に体温調節できず
汗をかきにくくなることで
乳酸などの疲労物質がたまってしまい
身体のだるさ→夏バテへとつながります。
これは、暑い→涼しい→暑い→涼しいを
繰り返してしまう程、自律神経のバランスを
崩してしまうことになります。
身体は、無意識にも外部からの影響を
受け、それに適応しようとがんばって
くれているんですね。
クーラー病の具体的な対策の仕方
諦める
外は暑いし、クーラー止めると
熱中症の危険があるし諦めましょう。
冗談です。
クーラーの使い方を再考する
クーラーの温度設定
20歳の専門学生さんが言ってた
んですが、
「クラスメートが若者特有の
バカなかけかたするw」
暑いと設定温度を18度ぐらいまで下げて
寒くなると28度ぐらいまで上げると。
もうこれは身体へのダメージを
考えると当然やめていただきたい
ことですが、
じゃあ、実際のベストな温度は?
というと、外気温マイナス3~5度
と言われています。
あまりの温度差はやはり
先述したように自律神経がダメージを
受けてしまいます。
クーラーの風に直接当たらない
クーラーの当たり方にも
注意が必要です。
身体に直接、冷風を受けることは
おすすめできません。
クーラーだけでなく扇風機も
例外ではありませんが、
冷たい風にあたり続けることで
皮膚の表面温度が急激に下がる
恐れがあります。
特に就寝時にこれをやってしまうと
寝ている時というのはただでさえ
体温は低下してしまうので
それを助長してしまう結果になります。
人間が凍死する温度は33度ぐらいと
言われており、
就寝時に冷風に当たり続けることで
心疾患・脳疾患の可能性も危惧されます。
・・・なんかほんと、たかがクーラーされどクーラー
みたいな話になってきましたね(^^;
冷やさない対策をする
例えば学校やオフィスの座る位置で
どうしてもクーラーの直の風を
避けられない場所が自分の席だという
人もいるかと思われます。
対策としてカーディガンを羽織ったり
ひざ掛けをかけたり
レッグウォーマーを履いたり・・・
そういった工夫をされている方も
よく聞きますが、私がおすすめしたいのは
腹巻などで腰回りを冷やさないように
することです。
腰回り・・・正確に言うと
腰のやや下方のお尻の真ん中ですが
そこに”仙骨”と呼ばれる骨があります。
画像引用元:からこと
この仙骨というのは、体の中心にある
こともあり、上半身~下半身と繋がる
血液が流れる場所なんですね。
つまり、この仙骨を温めるということは
全身の血液循環を活性させる効果が
期待できるということです。
こんな本も出ています
必殺技:適度な運動と入浴
どゆこと?
絶対欠かせないこと、それが
適度な運動と入浴(体を温める)です。
特に足先の冷えになりますが
クーラーの冷気というのは
足元に襲いかかりますよね。
方法は足を動かしてあげること、
ウォーキングです。
すること。それもポイントです。
言われています。
しまいますので気を付けましょう。
一度に全身を温めることが
できて誰でも実践できる
便利すぎるやつです。
まだ身体が濡れている状態で
急激にクーラーや扇風機で
身体が冷えてしまうので
それも気を付けましょう。
クーラーや扇風機を
浴びようってことです
おわりに
なかなかタイムリーな話題で
お届けしましたが、実際に
今年も梅雨が明けてからエアコンを
使い始めて体調を崩したという
人が多いです。
亜熱帯化している日本では
今後もエアコンとの付き合い方は
考えていかなければいけない
ことだと思います。
最近は本当に日中は外出する気が
失せるほどの暑さですよねぇ。
外でお仕事されている方は
本当に熱中症に気を付けて下さいね。
(ここ数年は部屋にいても熱中症に
なったというニュースを見かけることも
増えましたが)
当然ながら須磨区鷹取はくの接骨院でも
エアコンの使用によるクーラー病での
腰痛・ぎっくり腰・頭痛・肩こりの
施術もさせていただきます。
ちょっと体調が優れないんじゃ?
という不安のある方は是非
お気軽にご相談下さいね