【接骨院院長が教える】頭痛のときにやってはいけないこと5つと正しい対策法
こんにちは。院長の伯野です。
「最近、頭痛がひどくて…」「薬を飲んでもスッキリしない」といったお悩みを多く耳にします。実は、頭痛が起きているときに“やってはいけないこと”を無意識のうちにしてしまっている方が多いんです。
今回は、頭痛を悪化させてしまう5つのNG行動と、その原因・対策について詳しくお伝えします。慢性的な頭痛に悩んでいる方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
頭痛の種類と主な原因
まず、頭痛にはいくつかの種類がありますが、整体院に来られる方の多くが「緊張型頭痛」「偏頭痛(片頭痛)」「群発頭痛」のどれかに該当します。
緊張型頭痛
長時間のデスクワークやスマホ操作、姿勢の悪さからくる首や肩の筋肉の緊張が原因。後頭部から頭全体にかけて締め付けられるような痛みが特徴です。
偏頭痛(片頭痛)
ストレスやホルモンバランスの乱れ、気圧の変化などが引き金となり、片側のこめかみ付近にズキズキとした痛みが起こります。
群発頭痛
目の奥をえぐられるような激しい痛みが一定期間続くのが特徴で、飲酒や喫煙、寝不足などが引き金になることも。
それぞれの頭痛に共通して、「生活習慣の乱れ」や「姿勢の崩れ」が大きく関係していることが多いです。
頭痛のときにやってはいけないこと5つ
1. 無理に我慢して仕事や作業を続ける
頭痛を我慢してパソコンやスマホを長時間使い続けると、筋肉の緊張がさらに悪化し、痛みが増します。無理は禁物。まずは目と脳を休めましょう。
2. 首や肩を力いっぱい揉む
「痛いところを強く揉めば楽になる」と思いがちですが、過度な刺激は筋肉を逆に緊張させてしまうことがあります。炎症が起きている可能性もあるので、強く揉むのは避けましょう。
3. 長時間の入浴やサウナに入る
偏頭痛の方は特に注意。温めることで血管が拡張し、ズキズキした痛みが強くなることがあります。シャワー程度にとどめ、身体を温めすぎないように。
4. カフェインやアルコールの摂取
一時的に楽になったように感じても、依存性があり、効果が切れたときに反動で頭痛がぶり返すことも。特に寝不足のときの飲酒は避けましょう。
5. 姿勢の悪いまま長時間過ごす
ソファにもたれたり、うつむいた姿勢でスマホを見ることは、首の筋肉に大きな負担をかけます。猫背やストレートネックが頭痛を招く原因になります。
頭痛を和らげる正しい対策法
ここからは、頭痛のタイプに合わせた対策をお伝えします。
緊張型頭痛には「軽いストレッチと深呼吸」
デスクワークの合間に首や肩をゆっくり回す、深呼吸して自律神経を整えることで、血流が改善されやすくなります。当院では姿勢矯正と肩周りの筋肉バランス調整で改善された方も多くいらっしゃいます。
偏頭痛には「暗くて静かな場所での安静」
血管の拡張が原因なので、暗くて静かな部屋で休むのが効果的です。こめかみを冷やすのも◎。当院では自律神経を整える頭蓋骨調整も行っています。
群発頭痛には「まずは専門医へ相談を」
痛みが強烈な場合は自己判断せず、まずは神経内科など専門医への受診をおすすめします。整体でのアプローチは補助的なケアとして考えましょう。
最後に:頭痛は“体のSOSサイン”
頭痛は、身体が「無理をしているよ」「ケアが必要だよ」と出してくれているサインです。
整体では、姿勢の改善、筋肉の緊張の緩和、自律神経のバランス調整など、頭痛の根本的な原因にアプローチできます。「薬を飲んでも治らない」「原因がわからない」とお悩みの方は、ぜひ一度、整体の力を体感してみてくださいね。
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