五十肩になる人・ならない人の原因の違いはこれだった!
四十肩・五十肩になる原因で明確なものは
未だにわかっていません。
これをしたから四十肩・五十肩になった!
という決まりがないのです。
(肩こり腰痛頭痛もそうですが・・・)
診断名として”肩関節周囲炎”と呼ばれる
ぐらいなので、肩関節の周囲のどこかが
原因になっている”だろう”という推測です。
なのでほとんどの五十肩の場合
レントゲンでは「特に異常ありません」と
言われます。
ではなぜ、四十肩・五十肩になる人と
ならない人に分かれるのか?
今回はそれについて説明させて
いただきます。
五十肩の原因が明白ではないものの・・・
四十肩・五十肩の正式名称が
肩関節周囲炎・・・肩関節の
動きを作るのは主にローテーターカフ
と呼ばれているもので、
ローテーターカフというのは
棘上筋・棘下筋・小円筋・肩甲下筋
という4つの筋肉で構成されています。
出典元:http://www.fitevangelist.com
人間が二足歩行になった時から、
腕の運動範囲が急激に広がったために
出やすくなった症状とも言われています。
そりゃそうですよね。
4つの筋肉で動きを作り、
腕を肩甲骨につなぎとめているので
誰でもそこには負荷がかかっています。
と考えると、やはり明白な理由がないに
してもその主な原因は肩関節周りの筋肉への
負荷の蓄積による痛み・炎症と考えることが
できます。
(しかし、中には腱板損傷や石灰沈着などの
重い症状の場合もありますので、自己判断は
危険です)
なぜ五十肩になる人・ならない人にわかれるのか
では、痛みの場所が肩関節周囲にあるのに
なぜ痛む人・痛みが出ない人に分かれるのかと
言うと痛みが出ているその原因にあります。
「痛みはその痛む場所に原因は無い」という
のはよく言われていることで、
肩関節の動きも肩周りだけでなく
手首~肘~肩甲骨と連動して起こります。
たとえば、肩関節というのは本来横に
挙げていく場合120度しか挙がらないんですね。
それを180度(真上)まで挙げるのは
肩甲骨の働きが手助けしているからです。
ということは、肩甲骨の動きが正常でない
場合、肩を真上に挙げるのも正常に挙がらない
ということになります。
それを無理して挙げることで、肩関節へ負荷がかかり
痛みが出てしまうということになってしまいます。
逆を言えば、手首~肘~肩甲骨の動きが
正常の人は肩関節への負荷がかかり辛く
痛みも出にくいということが言えます。
それでも辛い五十肩の痛みが出てしまったら・・・
平均して四十肩・五十肩は3か月で治る人もいれば
2年近くかかる人もいると言われています。
ベストなのは「痛みが出てしまってからでなく
痛みが出ない身体にする」ことですが
なかなか痛みが無いのに体操やストレッチを
するのはよほど健康意識が高くないと
難しいですよね(^^;
四十肩・五十肩の痛みは、肩周りだけでなく
手首~肩甲骨まで関連していると述べました。
痛みが出ているというのは
体に正常に動いていない箇所がある
ということなので、もしも痛みが
出てしまったら、肩周りだけでなく
腕~背中まで動かせる範囲で
動かせるようにしていきましょう。
須磨区鷹取はくの接骨院の五十肩の治療
須磨区鷹取はくの接骨院では、肩周りだけでなく
全身の整体をさせていただきますので、
四十肩・五十肩に関係している腕~肩甲骨まで
動きを正常に戻していく施術をさせていただきます。
また、五十肩が慢性化している人にはその人に
必要な運動・トレーニングも指導させていただきます。
四十肩・五十肩の方は、特に
「腕を挙げることへの不安感」が強い方も
多いため、まず自分の動かせる範囲内で
動かし徐々にその可動域を広げていくことも大切です。
なかなか痛みが引かずお困りの方は
是非一度ご相談下さい。