腰痛に筋トレ・・どこの筋肉付ければいいの?

2019年12月7日

腰痛で病院に行き「筋トレして下さい」と
言われた方はほんとうに多いと思います。

私も昔、歩くのも大変なぐらいの腰痛に
なってしまった時
整形外科・鍼灸院・マッサージ屋・整骨院
全てに行き、全ての所で

「筋トレして下さい」と言われました。

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院長

全員同じこと言うな。
てことは、よっぽど筋トレが大事なんだな

と素直に受け止め毎日腹筋背筋しました
(エライ)

腰痛予防としての筋トレについては
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腰痛の時に筋トレをする・・・その危険性

腰痛の人が筋トレが必要な理由として
「腹筋と背筋のバランスが悪い」

というようなことを言われると思います。

人間が立っている時というのは、
実は腹筋というのはほとんど
使われていません。

背筋によって、体が前に倒れてしまうのを
重力から守ってあげているわけです。

 

そういった理由からか、なんとなくか
腰痛予防のために腹筋をされる方は
多いですが、

実はこれ、危険なんです。
神戸市須磨区はくの接骨院 筋トレ
この、頭を膝に向けて上げていくやり方は
腰に牽引力(ひっぱられる力)がかかってしまい
余計に痛みが強くなってしまうんですね。

てゆーか・・・腰が痛い状態でこの腹筋できる人は
あまりいないかもしれません(^^;

この腹筋のやり方は私も患者さんに勧めていません。
腰痛ではない人まで腰痛になってしまう
可能性があるからです。

腰痛の時にやっていただきたい腹筋のやり方がこれ

では、腰に負担のかからない腹筋のやり方は
どうやるのが正しいのでしょう?

答えは頭を前方ではなく上方に挙げる
腹筋です。

神戸市須磨区はくの接骨院 腹筋



神戸市須磨区はくの接骨院 筋トレ

おわかりいただけたでしょうか?

脚を伸ばしてそれに平行に両腕を
真っすぐ伸ばして上に挙げます。

この際、手の上に物を乗せてそれを
上に押しあげるイメージです。

で、結局どこに筋肉つけるのがいいの?

一番大事なことは、筋肉を付けてムキムキに
なることよりも
柔軟な筋肉の状態でいることです。

ということで、答えは正直
「別に付けなくていいですよ」と私は答えます。

 

筋肉付けて、腰痛が防げたり改善するなら
スポーツ選手は腰痛になりえないでしょうし
高齢者でお腹周りに筋肉ない人で
腰痛になってない人はいくらでもいます。

「筋トレ始めてから腰痛にならなくなった」
という声もあまり聞いたことがないです。

 

しかし!!

その”筋肉を柔軟にしておく”ことの
大切さを考えれば、全身運動・トレーニングが
腰痛の人にとっては何より大切です。

更に筋トレにはセロトニンという通称
”しあわせホルモン”と呼ばれるもの
が分泌されることがわかっています。

その効果は絶大で、肉体的な痛みの
軽減だけでなく精神的な鬱のような状態にも
効果があることがわかっています。

 

筋トレするだけで
心も体も元気になれる・・・最高じゃないですか(^-^)

最後に・・・

当たり前かもしれませんが、筋トレして
軽くなったり痛みが軽減する腰痛なら
それは筋筋膜性腰痛症といい、問題ありませんが

腰痛には筋肉以外が原因になっているケースも
たくさんありますので、
痛みが強い状態なのに無理して気合で筋トレする
ということはかえって逆効果になりえます。

まずは専門医に相談し、自分はどの程度の
運動・筋トレをしても大丈夫か相談してから
やるようにしましょう。

もちろん、須磨区鷹取はくの接骨院でも
そういった方のご相談にも乗らせていただきます。
神戸市須磨区はくの接骨院 痛みの再発予防