腱鞘炎で整骨院に行き、余計に悪化した方の体験談

2019年12月7日

腱鞘炎が整骨院で治るのか?

腱鞘炎だけではなく、
間違った治療をすると痛みが治る
どころか悪化する可能性があります。

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他の整骨院に行って余計に痛くなりました
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こんなんで治るのかな?と思ったら
やっぱり治りませんでした
という方が来院されることも
あります。
よくあります。
 
私もそう言われないように
精進しようと思うばかりですが
この度、腱鞘炎の痛みが整骨院に行き
余計に悪化された方が来院されました。
 

腱鞘炎と整骨院・・・何をされて痛くなったのか?

患者さん、ピアノをかれこれ30年以上
最近はピアノではなく子育て奮闘中で
手への負荷増加中

ピアニストにとって腱鞘炎は
職業病みたいなものなんですね。

とにかく、その痛みがあるのでネットで
調べて近所の整骨院へ。

 

そこでは、腕の内側を
ギューーーー!!!!と押され
痛みが悪化されたそうです。

確かに、腱鞘炎では手首~指辺りに
痛みが出ますがその根本の原因を
辿ると腕~肩~背中まで
考慮する必要があるので

間違いではないのですが・・・

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腱鞘炎で整骨院・・・正しい治療って?

腱鞘炎の治療は病院では湿布と痛み止め

整形外科では電気か湿布か痛み止め

では、整骨院では・・・

正直、どれが正しいのかなんて
わかりません

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おい
とりあえず、今の痛みを取りたいのか
痛みの出にくい状態にしたいのか
 
それは、人により様々だからです。
 
ただ、腱鞘炎というのは読んで
字の如く炎症を起こしているわけです。
 
痛みが出ている時はなおさら。
 
 

 

そういう時は、筋肉も強い緊張を起こし
少し触れただけでも痛みを感じる
ことが多いです。
 
その状態で
ギューーー!!!と押すと
 
痛みが強すぎて、体は無意識に余計に
筋肉を緊張させてしまうんですね。
 
では、どんなことをすればいいのか
というと
 
手~腕~肩~背中の動きやすさを
出してあげることがまず必要です。
 
たとえば、進もうとしている道が
封鎖されていたら、
他の道に
回ろうとします・・・よね?
 
それと同じでどこかの筋肉が硬く
動きが悪くなっていると、
別の場所の筋肉に負荷が回って
しまいます。
 
本来の動きはAという筋肉の仕事なのに
Bにまで負荷がかかるわけですね。
 
(かばうという表現が一番適切かも)
 

腱鞘炎と言ってもこれが意外と効果的

では、手~腕~肩~背中まで
動きを出すにはどうすればいいか?

というと、上半身の肩回し体操
だったり意外と全身の運動でも
効果が期待できます。

画像引用元:Naverまとめ

 

全身運動というとまたややこしい
ですが、単純にウォーキングする
だけでも、全身の血流は良くなりますよね。

 

最後に、当たり前の話ですが
腱鞘炎になる最たる理由は
「使い過ぎ」「オーバーユース」
です。

なかなか大変かもしれませんが
まず、痛む場所への負荷を
減らすように心掛けましょう。

使用した後は、保冷剤などでも
いいのでアイシングしてあげるのも
効果的です。