30代からもう危険!熱中症と脳梗塞の恐すぎる関係

2019年12月6日

熱中症に気を付けて下さいとは
テレビでもネットでも普段の
会話からも聞こえてきますが、

だいたい言われるのが
水を飲みましょう

最近だと
水だけでなく塩分も
摂りましょう

ということでしょうか。

熱中症と脳梗塞の関係は
後ほど説明させていただきますが

今回、接骨院の患者さんの
知り合いで同時に2人も
40代で脳梗塞になられた方が
いたので、

シェアさせていただこうと
思います。

実は夏に1番多い脳梗塞・・・その原因は?

最初に紹介するのは
45歳男性。

脳梗塞になったのは夜の8時頃で
その日の日中は普通に仕事を
していたそう。

仕事が終わり、家に帰り
横になりそろそろ風呂でも
入ろうかと立ち上がろうとした
その時、左半身が全く動かない
状態に。

これはやばい!と思い
救急車を呼ぼうとするも
ろれつが回らず電話先の相手に
上手く伝えることが出来ない。

 

這ってなんとか家の外に出て
エレベーターに乗り、

同じマンションの人の助けを借り
なんとか救急車を呼ぶことに成功。

その後、即入院して2週間経った
今はようやくリハビリの効果もあり
左半身の麻痺が取れてきたそうです。

 

もう1人も45歳男性。

日中の暑い中、
自転車の鍵を忘れ自転車を
乗るのではなく押していたら
途中で意識不明の状態に。

昼間で外に出ている人も
少なく発見されるまで30分
かかったこともあり現在も
人工呼吸器をつけている
状態・・・・

 

このお二人に共通しているのは
二人とも、普段からあまり水分を
摂っておらず水分不足が脳梗塞の
原因になった
ということです。

 

医師の話では、実は脳梗塞になるのは
冬ではなく夏本番の暑さの時が一番
多いそうで、

脳梗塞は以前は高齢者に多かったが
最近では30代の人も多く見かけるように
なったとのこと。

 

おそらく、食生活の変化がその
理由として挙げられると思いますが、

 

なんせ、私も初めて聞いた時
ビックリしたのでシェアさせて
いただきました。

 

熱中症と脳梗塞の関係とは・・・?

熱中症と脳梗塞・・・その原因に
なりえるのが水分不足であった
ということですが、

実はこの2つは関係あるようで
全く違います。

 

熱中症の場合、最初は
体調の悪さを感じ、めまいや吐き気・頭痛
など起こるのが一般的ですが

 

脳梗塞の場合は、それに加えて
しびれや麻痺が起こったり、
喋ろうとしても
ろれつが
回らなくなります。

最初に紹介した男性がまさに
これと同じ症状ですね。

 

また、脳梗塞になってしまう原因と
しては水分不足→血液ドロドロ→
血栓が出来て詰まらせる→脳梗塞発症

という流れになるので、これが
心臓付近の血管を詰まらせることでの
心筋梗塞になることもあるので
注意が必要です。

 

熱中症・脳梗塞の防ぎ方は?

熱中症・脳梗塞の防ぎ方は
当然ながら水分・塩分を摂ること
ですが、

水分・塩分を摂らないことで
起こる影響としてよく言われる
”血液がドロドロになる”という
状態を回避することが

脳梗塞を予防することにも
繋がります。

 

血液をサラサラにする
ということですね。

食事でいうと、
青魚(EPAという成分)
カカオ70%以上のチョコレート
納豆
お酢・梅干し

などが血液・血管にいいと言われています。

 

当院は神戸市須磨区にある接骨院
ですが、たまに患者さんから
・どうやって水をいっぱい飲めば
いいのかわからない

・水が美味しくない

など、たまに水に対してあまり
良い印象を持ってない人も
いらっしゃいます。

 

私は毎日1.5~2ℓの水を
飲むようにしていますが、

ポイントは常に自分の手の届く
範囲内に水を置いておく
ことです。

いつも2ℓのペットボトルを
手元に置いています。

正直、味わおうとはしてません。
あくまで喉を潤すためだけに
飲んでます(^^;

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院長

水とビールとそうめんは喉で味わう
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なんやそれ
「水飲み過ぎるとトイレが
近くなるから困る」
と言われることもありますが、
 
「飲まないと病院が近くなりますよ」
 
という言葉をお返しさせていただいて
おきます。
 
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うまい

 

おわりに

今回の記事で水分不足によって
実際に脳梗塞にもなりえる

ということがおわかりいただければ
本望です。

ここで紹介した2人、私自身
全く別の人から
同じ日に
聞いたので本当に
身近な話なのだと
焦りました。

もっと熱中症の対策や塩分の
必要性などのお話もさせて
いただきたかったので、それは
またの機会にさせていただきます。

 

今年(2019年)も本当に猛暑と呼ぶに
ふさわしい夏になっています。

 

どうか、ご自愛下さいますよう。

 

 

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