しつこい腰痛がある人へ|考えられる原因と本当に効果的な対策・予防法

「何カ月も腰が痛い」「マッサージしてもすぐ戻る」「朝起きると腰が固まっている」
そんな“しつこい腰痛”に悩んでいませんか?

腰痛は日本人の国民病といわれ、40〜50代以降の約8割が一度は経験するほど身近な症状です。
しかし、慢性化した腰痛は「年齢のせい」「疲労の蓄積」で片づけてしまうと、悪化を招くこともあります。

実は、腰痛が続く人には共通する原因パターンがあります。


しつこい腰痛の代表的な原因

① 筋肉の硬直と血流不足

長時間のデスクワークや運転、スマホ操作など、同じ姿勢を続けていると腰回りの筋肉が固まり、血流が悪くなります。
酸素や栄養が筋肉に届かず、疲労物質が蓄積し続けることで、コリ → 炎症 → 痛み のループが起こります。

特に「朝が一番痛い」「動きはじめがつらい」方は、筋肉の硬直が主因になっているケースが多く見られます。


② 骨盤の歪み・姿勢の崩れ

猫背・反り腰・足を組む癖などがあると、骨盤が傾き、腰椎に余計な負荷がかかります。
その結果、筋肉や関節が常に引っ張られ、痛みを出しやすい状態になります。

「片側だけ痛い」「腰からお尻・太ももまで重だるい」という症状がある方は、骨盤のバランス悪化が疑われます。


③ インナーマッスルの低下

体の深部にある腹筋・骨盤底筋・背骨周辺筋(インナーマッスル)は、腰を支える“天然のコルセット”。
加齢とともに衰えやすく、弱くなると骨格が不安定になり、腰周りの筋肉へ過剰な負担がかかります。

「立っているだけで腰が疲れる」「コルセットが手放せない」人は要注意です。


④ ストレスと自律神経の乱れ

慢性的なストレスが続くと、体は常に緊張状態に置かれ、筋肉も力が抜けなくなります。
腰が張ったように痛い・呼吸が浅い人は、自律神経の乱れが関わっている可能性があります。


しつこい腰痛への効果的な対策

✅ ①「温めて・動かす」

腰痛改善の基本は血流改善です。
お風呂でしっかり温め、ストレッチや軽い体操で筋肉を動かしましょう。
無理な運動は逆効果ですが、1日10〜15分の軽い運動で十分効果があります。


✅ ② 姿勢をリセットする習慣

30分以上同じ姿勢を続けないこと。
デスクワーク中は定期的に立ち上がり、背伸びや腰回しなどで姿勢を整えましょう。

特に意識したいポイントは
✔ 胸を軽く開く
✔ 顎を引く
✔ 骨盤を立てて座る

この3点だけで腰への負担は大きく軽減します。


✅ ③ インナーマッスルを鍛える

腹式呼吸、ドローイン体操(お腹をへこませる運動)、プランクなどで腰の支えを強化しましょう。
ハードな筋トレは不要です。
毎日2〜3分でOK。


✅ ④ 体の歪みを整える

慢性腰痛の多くは、筋肉の張りと骨盤バランスのズレが組み合わさって起こります。
整体などで体の歪みを整えることで、血流・神経の通りが改善し、痛みが根本から軽減されます。


腰痛を予防するために

腰痛は「治す」より「再発させない」ことが重要です。

● 長時間座りっぱなしを避ける
● 歩く習慣をつける
● 寝る前のストレッチを習慣化
● 冷え対策(腹巻・湯船入浴)

これらを日常に取り入れることで、腰痛リスクは大幅に減ります。


まとめ

しつこい腰痛は、
✔ 筋肉の硬直
✔ 骨盤の歪み
✔ 支える筋力の低下
✔ ストレス

といった複数の要因が重なって起こるケースがほとんど。

年齢のせいにせず、
**「温める・動かす・整える」**を意識することで、腰は確実に変わっていきます。

慢性腰痛は“体のメンテナンスのサイン”。
今からケアを始めれば、5年後、10年後の体は必ず楽になります。

 

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