膝が痛い!その内側の痛みは【鵞足炎】かもしれません

2019年12月7日

膝の内側が痛む時、【鵞足炎】(がそくえん)
の可能性があるのですが
果たしてそれを学術的に説明することに
正直あまり意味を見出せないので・・・・

じゃあ、その鵞足炎とやらに
なったらどうすればいいんだ?
ならないためにはどうすれば?

という具体的な原因と対策について
説明させていただきたいと思います。

膝の内側が痛む疾患で代表的なもの

変形性膝関節症

高齢者の場合は、その膝の痛みは
ほとんどが変形性膝関節症だと
言われているぐらいメジャーなやつです。

変形性膝関節症になってしまう原因として
筋力低下もあり、最近では40~50代女性で
なる方もおられます。

タナ障害

膝の内側にある”滑膜ヒダ”と呼ばれるものが
膝の骨と骨の間に挟まったり、こすれたり
した結果炎症を起こし、痛みが出ます。

スポーツでの膝への強い負荷がかかることが
原因にもなります。

膝を伸ばしていき、引っ掛かりを感じる場合は
タナ障害の可能性があります。

また、滑膜ヒダが引っかかっているため
膝を曲げ伸ばしした時にポキッとかコリッと
鳴るのも特徴のひとつです。

鵞足炎(がそくえん)

今回の主役です。

鵞足炎・・・まず鵞足って何か?
というとふとももから降りてきた
筋肉が集まって付着しているところ

です。
(縫工筋・薄筋・半腱様筋)
神戸市須磨区はくの接骨院 膝の内側の痛み
画像出典元:うちだ鍼灸整骨院

学生時代、鵞足を構成する筋肉を
覚える時
「薄く腱を縫う」という語呂で
覚えたような・・覚えてないような・・・

Right Caption

おい
鵞足炎になってしまう主な原因としては
やはりスポーツ(特にサッカー、ラグビー
などの横に対しての動きが多いもの)で
なる場合が多いですが・・・
 
高齢者までいかなくとも、筋力低下した
結果、膝の内側と外側の筋バランスが
悪くなってしまい結果として
ラグビーやサッカーなどと

同様の負荷がかかりますし、

スポーツをしてないからといって
鵞足炎にならないとは言い切れません。

関連記事  膝が痛いけど手術はしたくないというあなたがすべきこと

 

鵞足炎で痛みが出る理由

鵞足炎と書くだけあって、その痛みは
最初は炎症によるものです。

鵞足炎の場合は、運動した後、
長く歩いた後、階段昇り降りした後などで
痛みが出ることが多いです。

プロ野球の先発ピッチャーがよく、
自分の出番が終わった後、ベンチで肩に
ごっついの巻いてる姿を想像できますか?

画像出典元:Naverまとめ

筋肉は動かすと、血流が良くなり、
激しく動かしたり大きな負荷がかかると
炎症を起こすことがあるんですね。

それを抑えているのが、上の写真であり
鵞足炎でも同じようなことが起こっていると
考えることができます。

鵞足炎の治療をする際気を付けるべきこと

ということで、炎症にはアイシングが
必要だと書きましたが、

この鵞足炎はなかなかやっかいな
状態でもありまして。

痛みが引くのにかなり時間がかかる
場合があります。

元から膝周りの筋肉バランスが悪かったり
膝の軟骨まで痛めてしまっていたり

その原因は人によりけりですが、
「アイシングしときゃ治る」と
簡単に思って膝へのケアを怠ることで
再度痛みがぶり返すこともよくあります。

 

鵞足炎にならないためには、
また、鵞足炎になってしまいしっかりと
治していきたいのであれば、

ご自身でまずアイシングをして、
太もも・ふくらはぎのストレッチをするなどで
ケアをしていきましょう。

痛みが軽減してきたら徐々にスクワットなどで
膝周りを強化し、筋肉を柔軟に保つことも
大切です。

 

須磨区鷹取はくの接骨院でも鵞足炎の
治療ができます。
お困りの方・ケアの仕方を知りたい方は
是非一度ご相談下さい(^^)

須磨区鷹取はくの接骨院 膝の治療