筋力低下と痛みの関係がなかなか闇深い件
痛みを起こすのに筋肉は
切っても切れない関係が
あるわけですが、
画像診断などで
「異常ありません」と
言われた場合は特に
そうです。
痛みと言うと筋肉の硬さ
や関節可動域の低下などの
影響がありますが、
それの原因になりえるひとつが
筋力低下です。

院長
防ぐ為の具体的な方法
についてお話させていただきます
なぜ筋力低下と痛みが関係あるのか?
筋肉の働きのひとつとして
骨格系の保護
というものがあります。
骨を守っているわけですね。
そして、動きを作る。
それだけではなく、
筋力がしっかりしている
ということは体全体を
支える力が安定している
と考えることができます。

七
実感していただくのは
なかなか難しいかも
しれませんが、
人間の様々な動作の時
関節にかかる負担
というのは体重の数倍に
膨れ上がります。
たとえば
歩く
→股関節への負担、体重の3~4倍
膝関節への負担、体重の2~3倍
走る
→膝関節への負担、体重の3∼4倍
荷物を持ち上げる
→背中への負荷、体重の3倍
というように、当然ながら
動きが激しくなればそれだけ
体への負荷も大きくなります。

院長
意識する必要は
ないですけど・・・
・・・つまり、その負荷に対して
がんばってくれているというか
体を守ってくれているのが筋肉
なんですね。
ということは、筋力低下する
ということは、自ずとダメージや
負荷を受けやすい体である。
ということが言えます。
何もしてなくても筋力は低下しています
人は20歳を超えてから
徐々に筋肉が落ち始めると
言われています。
(25歳、30歳と諸説あり)
その落ちる量は1年で約1%と
言われており、
単純に考えると
20歳の時に100%だったとすると
40歳では100-20で80%に
なってしまうわけですね。
しかしながら、筋肉量が減っても
体重は変わらないどころか
40歳になると増量している
人の方が多いのではないでしょうか?
体重×数倍が動きによって
負荷になる。
いえ、動きだけでなく座りっぱなし
立ちっぱなしでも負荷になる。
けど、それを守ってくれる
筋肉量が低下しているという
ことは、体はより少ない筋肉で
体を守らなくてはいかなくなり
その結果ダメージを受けてしまう
(=痛みにつながる)
ということが言えます。
体力低下=筋力低下?
年々1%筋肉が落ちる
ということは痛みが出やすい
体になってしまうだけでなく
動作にも影響してしまいます。
体力低下というと
「疲れやすくなった」とか
「動くのがだるく感じる」など
ありそれをよく
「なんか体力落ちた」と思われる
方も多いですが
動きというのは当然ながら
筋肉によって作られるので
その筋力低下=動きの低下に
つながります。
(もちろん心肺機能も関係しますが)
年々1%筋力は低下すると
書きましたが75歳を機に
大幅に低下すると言われています。
(サルコペニアといいます)
年々1%低下したり
サルコペニアは人の特性上
避けられないことなので、
ならばどうするか?というと
私がいつも患者さんに提案
しているのは
「それまでに筋肉を貯金する」
ということです。
低下するのが避けられないなら
貯めておくということですね。

六
と思われるかもしれませんが
それはもう、健康でいたいなら
避けては通れないことですので。
がんばりましょう。
筋肉は下半身から落ちると
言われているし、70%の筋肉は
下半身にあると言われているので
まずはスクワットするだけでも
十分だと思います。
スクワットを10回~15回×3セット
それが辛い場合は回数やセット数を
減らしてかまいません。
まずは、自分の出来る範囲で
行いましょう。
しんどすぎるトレーニングは
長続きしません。
人間、そこまで強くありません。
ちなみに、体の全ての器官は
老化とともに衰えていきますが
筋肉だけは、何歳からでも
トレーニングすれば付くことも
証明されています。
最近では高齢者のボディビルダー
もいますよね。
いつ始めても遅くはありません。