四十肩で服を着る時に痛む方の治療体験レポート
四十肩・五十肩・・意味は同じですが
特に服を着る時や背中を掻く時
腕を後ろに回した際に痛みが出る
という方が先月来院され、
週1ペースで治療を
させていただきました。
本人(仮でAさんとします)からも
「最初よりはかなりマシになりました」
ということを言われたので
今回はそれについて、
何をしたのか・・・
どう変わっていったのか・・
について書いていこうと思います。
四十肩・五十肩の原因は不明?
病院などのレントゲン・MRIなどで
特に画像に映らないけど
痛みがある・・・という状態の場合
「特に異常ありません」
と言われるわけですが、
多くの腰痛や頭痛、そして四十肩・五十肩も
これに当てはまります。
画像では何も問題ないということ
の方がはるかに多いです。
つまり・・・目に見えて
「ここが悪いです」と
言えない状態なんですね。
病院や整形外科ではたとえば
腕を挙げたら痛い時は
肩関節周囲炎と診断を
下されると思います。
これ、簡単に言うと
「まぁ、本人も肩関節周囲が痛い
って言ってるし画像では問題ない
けど肩関節周囲炎だろう」
ということなんですね。
そして下手すりゃ
「まぁ、原因は老化ですね」
で一蹴されることもあります。
別に病院や整形外科をディスってる
わけではなく、そういうものなんです。
接骨院での四十肩・五十肩の治療の仕方
「レントゲン画像ではどこも悪くないと
言われた」
もしくは「病院に行っても
湿布をくれるだけだから
接骨院に来た」
そういった方が接骨院には来られる
わけですが、
そういう場合、
どの動きで痛むのか?を確認してから
実際にその動きの悪さは
肩関節の前面なのか後面なのか
それとも肩関節自身の可動域の
制限なのか?
そのあたりをチェックします。
(私の場合は、ですけど)
ほとんどの場合、
それらが複合的に混ざっている
ことが多いです。
今回ご紹介する、Aさんの場合も
①服を脱ぐ時にまくる時
②背中をかくために後ろに腕を
回す時
③腕を後ろに伸ばした時
④両腕を広げて胸を開いた時
以上4つの動きで肩関節後面に
痛みが見られました。
それから私がしたことは
別に〇〇式整体・〇〇式矯正
などと名前の付いたものでなく
普通に肩関節~背中の肩甲骨の
動きを出す整体と
軽度のトレーニング・ストレッチです。
当院の治療は
オステオパシーや
操体法などを取り入れて
おりますが
目に見えない(画像に写らない)
けど痛みがあるという場合、
痛む場所をひたすらなんとか
しようとしても大きな効果は
期待できません。
その痛みの原因はその場所だけでは
ないからです。
それよりも、どの動きで痛みが出て
その動きにはどの筋肉が使われて
いるか?
ということが最重要になります。
自分で四十肩・五十肩をなんとかしたいという場合
自分で四十肩・五十肩をなんとかしたい
と思われる方もいるかもしれません。
そういう方はわりと痛みにも我慢強く
無理をしてしまいがちな傾向が
ある方が多く、あまりおすすめは
しませんが、
まず、やっていただきたいのは
痛みが出る動きと反対の動きをする
ということです。
挙げて痛むなら、下げる
引いて痛むなら、前に出す
という意味で逆の動きです。
それら、絶対に
”痛みの出ない範囲内で”
やるようにしてくださいね。
まとめ
自分で書いておきながら
「これ、誰が理解できるんだ?汗」
という感じでしたが、
実際に四十肩・五十肩を診る時の
私がやっていることを書いてみました。
四十肩・五十肩というのは、
治るまでの期間が本当に
人それぞれで数週間で治る人もいれば
2年程かかったという方もいます。
痛みでお困りの方は
是非一度須磨区鷹取はくの接骨院に
ご相談いただければと思います。