肩こりや首こりが実は病気の可能性もあるのをご存知ですか?
肩こりや首こりで実は病気なんじゃ?と
疑われる方もたま~にいます。
整骨院で働いているとあるあるの
質問といいますか・・・
痛みがある時、気持ちも落ち込んでしまって
と、不安に思われる方も少なく
ありません。
これに対して心配ご無用です!
とは実は言い切れないんですね。
関係を見ていきましょう
肩こり首こりが実は病気だったというあるケース
ほとんどの方は肩こり首こりが辛くなると
マッサージに行ったり、整骨院・整体に
行ったり病院で薬や湿布をもらったり
もしくは我慢したり・・・・
と、様々ですが、何かしら解決策を
探されると思います。
今回ご紹介するあるケースの方も
肩こりが酷いのでマッサージに
数回通いました
↓
でも、全然肩こりが改善しない
↓
他を探そうと考えていた時
↓
急に胸が痛くなり息苦しくなり病院へ
↓
医師の診断は「心筋梗塞」だった
というケースが実際にありました。
これは別にだからと言って
「肩こりはまず心筋梗塞を疑いましょう」
「すぐ病院に行きましょう」
と言っているわけではなく、
可能性を知っておいた方が
良いという話です。
肩こり首こりが筋肉ではなく内臓の病気がある可能性
肩こり・首こりというのはもちろん
肩周り首周りの筋肉の緊張・短縮によって
痛み・だるさが出てしまうわけですが、
やっかいなことに痛みというのは
必ずしも、その痛む場所が原因に
なっているわけではないという身体の
構造上の影響もあります。
それを
痛みの種類として”放散痛”(ほうさんつう)
と呼びます。
では、具体的にどんな症状が
肩こりに影響があるのかと
言いますと・・・
肩こり首こりはどんな病気から由来する可能性があるのか?
・肺がん・肺の腫瘍などの呼吸器系の疾患
・狭心症・心筋梗塞などの心臓・循環器の疾患
(心臓からの放散痛は左肩への影響が特徴としてあります)
・肝炎・膵臓疾患・胆石・腎臓の疾患
・高血圧~低血圧、糖尿病
・心の病気であるうつ病・心身症
ということで、ざっと見ると非常に
多いんですね。
非常に多くのものが肩こりを誘発する
可能性を秘めていることがわかります。
まとめ
実際に肩こり首こりが実は病気だったという
可能性を見ていきましたが、しかしながら
種類こそ多いものの、実際は病気からくる
肩こりの方が圧倒的に少ないと私は整骨院という
現場で10年以上働いてきた経験から思います。
実際に内臓などの疾患があった場合、
肩や腰への放散痛よりももっと内部に
異常や痛みを感じることの方が多いです。
そうは言っても、やはり上記したケースのように
ずっと肩の痛みが続いたり、マッサージ等の施術や
痛み止めなどで全く効果が感じられない方は
一度病院を受診しましょう。
検査を受けて、「何も異常がない」とわかっただけでも
大きなストレスがひとつ減りますしね。
もちろん、当院でもしつこい肩こりの方も
部分的だけでなく全体的に診させていただきますよ(^^)